ひねもすのたりのたり。

好きなものとか、日々思うこととかを記録しています。

自分的GOL10選あらため11選②

 さて、引き続き人生ゲーム10選いきますよ〜!!前回パッション乗せすぎたので、今回はサクサク紹介できたらいいなと思っています。(自信はない)
  
有罪×無罪

f:id:moyyo:20200926183521j:image 

f:id:moyyo:20200926183526j:image 

 DSのゲームです。これは珍しい、裁判員をネタにしたゲーム。逆転裁判とかの弁護士をネタにしたゲームは時々あるけど、裁判員というのは珍しいし、隠れた名作だとゲームカタログで言われてたので特に期待せず購入したら、これがめちゃくちゃ面白かったという……。
 内容的には、主人公(男女どちらか選べて名前をつけることができる。おそらく、本名プレイ推奨)が裁判員として選ばれて、他の選ばれた裁判員のメンバー達と話し合いながら担当する事件の真実を探っていく……というもの。弁護士でも、検事でもなく、裁判員という立場でっていうのが新鮮だし、裁判員だからこそ「話し合って」「結論を総意で見つけ出す」というスタイルになっていて着眼点が面白い。そしてこれ、硬派なんですよ。ゲームとして。逆転裁判みたいな濃いキャラは出てこないし、事件も全然ぶっ飛んだものじゃない。現実にあったとしても別におかしくないレベルのリアリティで、審議自体も淡々と進んでいくんだよね。裁判からスタートだから、証拠品とかも全部そろってる状態で、ゲームは終始裁判所⇔審議する部屋、という密室で行われるという何とも地味なゲーム。なんだけど、これが何故か面白いんだよ~。「家裁の人」とか好きな人は絶対好きなゲームです。(と、書いたけど、家裁の人もマイナーだし、この有罪無罪もマイナーなので、なかなか響く人がいないだろうなこの例え……)
 証拠の不審な点に着目して、今まで見えていた状況ががらりと変わる演出が激アツで面白いんだよね~。逆転裁判(1~4プレイ済み。こちらも名作)とかもそうだけど、状況を一転させたときの音楽の変化と演出って、裁判ゲームの醍醐味だと思う。こういう状況がガラっと変わることなんて、現実世界ではそうそうないか、あったとしたら悪い方向なことが大半だからな……。(「あ、あれ、これもしかして………、見積から、落ちてた!?」みたいな…)
 隠れた名作が故に現在Amazonで買おうとすると中古で9,000円くらいになっているのが切ないですが、なんかうまいことアプリで再販されたりして、数多くの人がプレイする運びにならないかな~と今でも夢見ているゲームです。
 
⑥学園ヘブン
 プレイしたのはPS2(全年齢版)が最初だけど、こちらも元々成人向けBLゲームで、そちらも勿論プレイしたので公序良俗の観点から好きしょ!シリーズにて語ります。
 
スーパーマリオRPG

f:id:moyyo:20200926183611j:image 

f:id:moyyo:20200926183615j:image 
 ”ロールプレイングゲームはじめての人も ロールプレイングゲームやりつくした人も まーんぞくさせますマリオです~”と、パックンフラワー達が歌うCMでおなじみ(※25年位前)、スーパーマリオRPGです。これ確か、エニックスと合併する前のスクウェアが手掛けてたんじゃないかな……。この後PSが出て当分スクウェア任天堂と疎遠になったので、凄く貴重なタッグだったんだよね~当時。私の記憶ですが。
 その名の通り、スーパーマリオRPGで、スーファミのソフトです。これはね~、思い出補正もかかってるけど本当に面白かった!当時本当に睡眠時間を削って遊んだものです……。私にとっての原体験的なゲームですね。
 最近、スーファミミニが発売されたことによってもう一回プレイしたんだけど、今やっても細かいところまで作りこまれてていいゲームだな~…と思いましたね。ストーリーも完全オリジナルだけどアツくて。これ以降、マリオシリーズは結構RPG出してるんだけど、大体外れはないような気がするな~。(マリオ&ルイージRPGとか)クッパが可愛いんですよ。一人称がワガハイなんだけど、粗暴で、憎めなくて…なんかこう、ジャイアン的な。確か、部下が逃げ出してそれぞれで生活しているのを見た時に「お前らなんかもういらんわ!」とか憎まれ口を叩きながらも、彼らのその後を思っての発言であるみたいな描写があった……ような…?(うろ覚え)
 妹の彼氏もスーファミといえば、というソフトにこれを挙げてたので、結構有名なんじゃないかと思います。
 
アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(およびそのシリーズvita版以外全作)

f:id:moyyo:20200926183753j:image

f:id:moyyo:20200926183756j:image 
 これもやっぱり挙がりますね。ノーティドッグの「イージー」の考え方には一言も二言もモノ申したいことがありますけれども、アンチャーテッドのシリーズはとにかく出来がいいんだわ。その集大成が海賊王の秘宝なので、PS4は持ってるけど、あんまりスペックを生かしたゲームできてないなぁ、って人にめちゃくちゃお勧めしたいです。私は海賊王の秘宝(シリーズ4作目にあたる※vita版除く)からプレイして、それでも普通に楽しめたけど、これからやる人にはリマスターされてるアンチャーテッドコレクションで1作目~3作目をプレイしてから海賊王を始めることをお勧めするなぁ。
 まずはあのラスアスを世に出したノーティドッグのタイトルだけあって、ストーリーがしっかりしてるんだよね。そしてここは重要なところですが、ラスアスと比べてめっちゃ明るいです。マジでラスアスと同じ位かそれ以上のモブ人間を大量殺戮することになるんだけど(撃ち合いという形で)そこに関して罪悪感とかが殆どないです。ラスアスだと、人にもよるだろうけど「これだけ殺しておいて、主人公側に正義などない……」みたいな気分になってくるのですが、アンチャーテッドは敵が分かりやすく敵!なのもあって、勧善懲悪感がある。なので気軽にプレイできるし、人にもお勧めしやすい。賛否両論になりにくいストーリー。
 そしてあれだね、何といっても謎解きの雰囲気が良い!謎解き自体は正直面倒くさいことも多いんだけど、アンチャーテッドがトレジャーハンターものなので、この謎解きがめちゃくちゃハムナプトラとかインディジョーンズ的なんだよね~。難しすぎないし、謎解きギミックが出てくると「そうそう!これでこそアンチャ!」と嬉しくなります。
 PS4を持ってて、TPSに抵抗がない人なんだったらプレイすべきなんじゃないかな~と思える、素晴らしい一本道ゲーム。ちなみにスピンオフの古代神の秘宝もシスターフッド満載で個人的には最高でした。かっこいい女性最高。(アンチャのヒロインのエレナもとても魅力的ですが)
 
デッドライジング2デッドライジング2 オフ・ザ・レコード

f:id:moyyo:20200926183942j:image

f:id:moyyo:20200926183945j:image 
 CO-OP(協力)プレイ前提なのでこれはちょっと迷いましたが、やっぱり異様に面白いので上げておきますデッドラ2。こちらは今は亡きカプコンバンクーバーが手掛けたゲームシリーズの2作目で、ゾンビ無双のゲームとして結構知っている人は知っているゲーム。兎にも角にもゾンビが多いんだわ……。1は未プレイなんだけど、2では既にゾンビになる感染症が世界中のあちこちにある状態で、フォーチュンシティというショッピングモールが舞台。(ショッピングモールとはいえ、アメリカのそれなので物凄く規模が大きくて、もはやテーマパークみたいな感じ)そこで、色々あってアウトブレイクが起こってしまい、明るくにぎやかなショッピングモールは一瞬にしてゾンビで満ちた地獄となる……。主人公のチャック・グリーンは、ゾンビに噛まれ1日1回ワクチンが必要な娘を守りながら、フォーチュンシティからの脱出を図るが…というストーリー。そんな訳で、まず舞台がショッピングモールなので、めちゃくちゃ明るいんだよね。音楽とかも、いかにもショッピングモールで流れてそうな和やか~な曲の中、ゾンビがわらわら歩いているって感じ。このミスマッチよ…。
 このゲームがほかのゾンビゲーと一線を画してるポイントは①サイコパス②コンボ武器(バカゲー要素)
③衣装(バカゲー要素)です。
 ①のサイコパスなんだけど、これは実は私がこのゲームの何より気に入ってるポイントで、デッドラではボスや中ボス(雑魚以外の強い敵)が、全員ゾンビ化してない人間でして。その普通の人間が、極限状態によって狂ってしまって、主人公達の前に立ちはだかるという斬新なボス戦なんだよね。で、サイコパスというだけあって、話が通じるようで全く通じなくて。デッドラはゾンビゲーとは言え、明るいわ多すぎるわで全くゾンビが怖くないんだけど、このサイコパスに関しては背筋が寒くなるような演出が多くて、これが本当に好きですね。アウトブレイクの中、職務を狂ったように全うし続けるポストマン、新鮮な肉だといって人を捕まえて煮込むシェフ、仲間を喪って、死んだ仲間が生きてるかのように交戦し続ける軍曹……。あまり他のゲームで得られないボス体験でした。そして普通に手ごわい。
 ②と③もデッドラをデッドラたらしめている要素で、ショッピングモールだから本当に色んな洋服(スーツ、下着、女児服、チューブトップ、作業服、ミリタリーウェア……等々)がおいてあるんだけど、それをどれでも着れて、そのままムービーに反映されたりする。(だから、凄く緊迫した真面目なシーンなのに、主人公は変態丸出しの格好ということが往々にしてある)コンボ武器というのは、その辺に落ちてる品々を組み合わせて出来る武器なんだけど、釘+バット=釘バットっていう成程なものから、懐中電灯+宝石=ビームサーベルという「!?!?」なものまで多彩にあって、その大半がクソみたいな使えない武器なんだよね。でもそれを見つけるのも楽しいし、新しいコンボ武器が出た時に試してみるのが非常に面白いのだ。
 ちなみに、オフ・ザ・レコードというのはデッドラ2の主人公が1の主人公だったら……というIfストーリーで正しく焼き直しのゲームなので、これを売り出すということは2が相当売れたんだろうな……と思うようなものでした。でも面白かったのでやって良かった。人に勧めにくいゲームの一つだけど、CO-OPプレイで最初から最後まで遊べて、人と遊ぶと面白さ倍増のゲームなので、洒落の分かるゲーム友達がいる人にはやってみて欲しいやつだな~。
 
 …どう考えてもデッドラで書きすぎたし、あと1本になってしまったんだけど、FFⅦもライフイズストレンジもどっちも書きたいので、急遽11選にして、残り2本はまた別途書こうと思います。今日はここまで!