ひねもすのたりのたり。

好きなものとか、日々思うこととかを記録しています。

最近思うこととか。

 気が付いたら1ヶ月とか余裕で過ぎてしまうんですよね……。1月全然書けてないのに……。とは言え、多忙という訳ではありませんでした。仕事は相変わらず。暇ではないけど、激務という程でもない感じ。一時期自分的修羅場を超えた所為もあり、まだまだ余裕です。(…が、今日はちょっと疲れた。なんか色々マルチで考えなきゃいけないことがあったからなんだけど、精神的にがっつり疲弊してしまいました)

 ところで今日、ちょっと社会の変化を感じることがありました。朝、私のデスクの近くで別プロジェクトの人たちが現場費用に関してミーティングしてたんですよね。そこで「女子事務員の費用が~」「女子事務員が~」とか、話の中で女子事務員がめちゃくちゃ出てきて「うるっせえな……事務員は女子しかいねえのかよ(まぁ実際、現場の事務員は女性しかいないんだが)」と、ちょっとうんざりした顔で会議しているところをちらっと見たら、若めの男性と目が合って。

 途中で「すごくどうでもいいことなんですけど、今の時代「女子事務員」っていう言い方やめた方がよくないですか…?すごく違和感が…」と、その若い男の子が言い出したので、なるほどね~、と思ったって出来事です。多分私の視線に気付いたってのもあるんだろうけど、そもそも「あっ、こんな言い方していると女性社員がどう思うか……」という視点が、若い男性にはあるってことだし、意外と社会は進んでるのかもな~、なんて思ったりしました。(そしておじさん達も悪気がある訳では全くないので「確かにそうだな」「そうだよな」って言ってた。その後またうっかり女子事務員って言ってたけども…)

 陰で「いやさっき、すげー目で見られてましたよ」とか言われるかもしれないが、視線一つで全然関係ないとこでああいうリアクションを引き出せるのなら安いものだわ。うちのプロジェクトマネージャーが事務員のこと、「女性」って呼ぶのもいい加減やめて欲しいと思ってたけど(個人名で呼ぶのが一番だけど、せめてアドミさんって呼んで欲しい)、若い世代にはああいう感覚が育ってるのね~、と思うと、少し明るい気持ちになったりしたのでした。

 先週の土曜、前職の同期女性たちとオンライン会合したのですが、その時にも、家庭と仕事を両立している同期達は超すごいと思うと同時に、どうしても女性に育児家事の負担が偏る今の世の中で、ワーママに仕事でも男性やシングル女性と同じパフォーマンス出せってのは、ちょっと理不尽では??と思ったりもしました。我々のような上場企業入社の総合職でも、普通に結婚して辞めてしまう子も一定割合いるし、こんな中で女性の採用とか女性の教育に尻込みする企業が出てもしょうがないかな……と思うんだよなぁ。とは言え、これは女性本人の問題ではなくて、社会の問題なので、社会に変わって欲しいと思ってはいますが……。このままじゃ、普通にそりゃ非婚化・少子化進むよなぁ……と思います。

 なかなか社会が前進する気配が見えなくて辛いけど、今日みたいな事例もある訳だし、諦めないで生きていきたいところ。そんなことを思った日でした。